利尿剤のラシックスは依存症になる?

利尿剤のラシックスは依存症になる?

ラシックスは医療用医薬品として取り扱いのある利尿剤です。利尿作用があるため、むくみの症状が辛い人の改善効果があります。しかし、その優れた効果にやみつきになり、依存症に陥る人も少なくない状態です。

通常であれば、体内の余分な水分は汗や尿となって体外に排出されます。しかし、排出機能が上手く働かなくなると、余分な水分が体内にたまりこみ、むくみの症状となって出て来るようになります。

特に、心臓や腎臓に疾患を持っている人に多く見られる症状です。ラシックスにはフロセミドという有効成分が配合されています。このフロセミドが腎臓に働きかけ、尿の量を増やしてくれます。

余分な水分が外に排出されることで、血圧が下がり、むくみが改善されてすっきりとした元の体に変化します。心臓や腎臓などの病気以外に、月経前症候群や末梢血管障害などが原因の、女性に多く見られるむくみの症状にも使われ、効果的であることがわかっています。

わりと身近な存在ですが、むくみは普通の健康的な女性であっても多い症状であり、むくみがあると体が太って見えることから、ラシックスの利尿効果を使って体をスリムに見せようとする女性がいます。

この手のタイプが依存症になりやすい人です。体の余分な水分は運動したりサウナを利用する、塩辛い食事などを避けることである程度の改善効果が期待できるものの、直ちに効果が出るようなものではありません。

そのようなときに様々なきっかけで入手した利尿剤を使った途端、簡単にむくみが改善されて体が軽くなるメリットを得られることを知ります。

世間で聞かれる話題には、モデルが利尿剤を使っているという内容があり、それを信じて使い始める女性もいます。しかし、ラシックスのような薬は今の症状を改善するのを目的として使用するもので、服用すれば体質が変化するものではありません。

他の方法でむくみを改善しようとせず、単純に薬に頼った改善を目的にすると、服用を続ける必要が出てきます。脚が少しむくんできたと感じたときに薬を服用するだけで治ると思い込み、抜け出せない状態になるのが依存症の正体です。

ラシックスのような医療用医薬品には副作用があります。服用しすぎると薬が効いていないときには以前よりもむくみが酷くなる、耳鳴りがしてくる、上まぶたがくぼんでくる、体を動かすと心臓に負担がかかるなどの問題が発生します。

とても危険な状態ですので、このような症状が気になるなら、速やかに病院で診てもらうようにしたいところです。